映画「トーベ」

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ムーミンの作者の青春時代。

 

実は途中ちょっと寝てしまった😅

最近Huluで吹き替えばかり見てるから

字幕ってちょっと眠くなるな💦

 

ヒロインが美人じゃないとこがキュートでよかった。

 

ヴィヴィカはハンサムな男みたいな女優さんだったなぁ。

アゴが割れてる人、ビジュアル的に好きじゃないな、と再認識。

 

トゥーティッキがすごくハマってて、そのまま実写のムーミンに使えそう。


トーベの枯れてないギラギラした時代を描いていた。

同性愛が精神疾患で犯罪だった時代があったことも

LGBTな今となってはすごいけど

その背徳の愛こそが最高のガソリンだったんだろうとも思う。

「人と違う自分」でいることが重要な芸術家女性の痛い痛い青春時代。

 

プロポーズしてくれた男といるベッドで

小さく呟く「ヴィヴィカ.....」が本当に好きなんだなって感じで

男側の気持ちに感情移入して辛くなった。

 

晩年まで一緒にいられるトゥーティッキと出会えたのは

トーベにとって本当に幸せなことだったんだろうな。


高山みなみ版アニメのムーミンがすごく好きだったけど

また見たいなぁ。

 

小説版も読みたいし、漫画版も読みたいし、

ムーミン以外のトーベの本も読みたくなった。

家にあった絵本ももう一回見たい。

フィンランドにも行ってみたい。

 

ムーミンってフローレンより

絶対スナフキンの方が大好きだよね。


フローレンは世の中で認められるためのパートナーって感じで

本心はいつもスナフキンに向いてる。スナフキンに憧れている。

 

でも、スナフキンは一人の大切さを知っているから

ムーミンを一緒に旅には連れて行ってくれない。

 

だからこそ、いつまでも憧れなんだろうけど。

 

旅に出たいな。

 

『騙し絵の牙』塩田武士

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大泉洋が好きなんで、読んでみた一冊。

 

最早、映画業界を抑えて斜陽産業の代名詞となりつつある「出版業界」。


中でも「自分たちが時代を創っている」という矜持ばかりが高くつき、

紙媒体が「過去の遺物」になりつつあることを、

理性では理解しつつも感情的に受け入れられない編集者という人々。


私が某中堅総合出版社で漫画雑誌の編集者をしていたのは、

すでに10年前だけど、

作中の編集者アルアルに「それな!」とツッコミながら

すっかりのめり込んで読んでしまった。


10年前でも、編集部では「昔は良かった。取材費も接待費もバンバン出たし、経費のことなんて考えずに面白いことできた」と、バブル期のイケイケ時代を懐かしむ上司たちがワサワサいたけど


就職氷河期の名残雪をかき分けながら、

アルバイトから潜り込んで正社員になった身にしてみたら

「はあ、そりゃ良かったですね」としか言いようがなかった。


雑誌は売れないのが当たり前、

一部の売れっ子作家以外には重版がかからなくて当たり前、

実績のない新人作家のコミックスを出そうとすると「他社で一冊出して様子見てからにしろ」と営業部に言われたり、それが売れたら「何でウチで先に出さなかった」と責められる。


それでも先輩に、自分の名前と出版社名の入った名刺を指して

「この『編集者』の肩書きさえあれば、誰にアポ取って会いに行ってもいいんだよ」

「お前が会いたい作家、会いたいタレント、会いたい学者、手当たり次第に会ってこい。雑誌の企画にさえなれば、何だっていいんだから」と、言われた時は身震いするほどワクワクした。

(もちろん、玉砕パターンの方が多いんだけど)


終電徹夜当たり前、休日出勤当たり前、

作家に呼ばれればどこだって飛んで行くし、どこだって取材について行った。


友だちの飲み会に参加して、お開きになってから、

社に戻って仕事する、なんてのもしょっちゅうだったし

友人の結婚式にも会社から行って、その後直行で原稿取りに行ったし

海外旅行で帰って来た成田空港から、荷物持って直接出勤したこともあった。


でも、楽しかった。

作家とモノを作り、それを世に出すということ自体に、中毒性があったと思う。


プライベートと仕事の線引きなんて、あるはずもなく

本気で結婚出産を考えた時に、この働き方はもう無理だ、と思って退職した。

(もちろん産休育休を取って頑張る先輩たちもいたけど)


そんなことが走馬灯のように頭をよぎり

大泉くんのモノマネや軽妙なトークも聞こえてくるようで

とても楽しく読みました。


最後のどんでん返し?(なのかな?)は、私には痛快でした。

「これ、マジで出来そう!」と思ったし

作者が社会派作家だったことを思い出した(笑)。


いやもう、紙媒体はキツいってのはもうしょうがないよな。


私はもちろん、紙の本も雑誌も本屋さんも大好きだけど

なにせ大量に読みたいので、場所と管理の手間を考えると

置き場所を考えずに買える電子書籍は、やはり便利でやめられない。


我が家は旦那が昭和気質なので、それでも新聞は朝刊だけ取ってるけど

紙ゴミって重いし嵩張るし、処分が大変だよね。


でも、娘が楽しそうに、

小学生新聞の好きな記事を切り抜いてコレクションしてるのを見ると、

手で触れることの大事さも感じる。


資源的にも、利便性の面でも、

紙の読み物は今後どんどん嗜好品、高級品になっていくんだろうな。


そんな出版不況の中、『鬼滅の刃』が社会現象化して

ドーンと書店に積まれてるのを見ると

他人事ながら「良かったね」と、ホクホクします。


がんばれ、出版!

なんとか生き残って、面白い作品を世に出していってね!

読む側として、応援してます(^^)

田村由美『7seeds 』

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田村由美7seeds 』を久々に再読。

電子書籍って便利だな。

押入れ漁って引っ張り出さなくても、全巻一気読みできる(^_^;)

 

私はとにかく、ドンドンたくさん読みたい人なので

置くスペースに悩まずに長編マンガをドカドカ読めるのは嬉しい。

 

最近は老眼も進んでいて(T_T)

細かい手書きの文字をすぐに拡大出来るのもいい。

 

もちろん紙の書籍も大好きだけど

だんだんと存在自体が貴重品になっていくんだろうなぁ。

 

現代を生きていくのは、複雑で大変で

勝ったり負けたり、裕福だったり貧困だったり

幸せか不幸せか、よく分からなくなったり

自分すら、うっかり見失う。

 

衣食住が満たされていることが当たり前で

それ以上の「何か」がないといけない気がしてる。

 

やりがいのある仕事、とか

他人に良い評価をされること、とか

円満な人間関係、とか

どこに出しても恥ずかしくない家族、とか

年齢より若々しい肉体、とか

キリがない。

 

7seeds 』は

人類の大部分が隕石衝突で滅んで、何もない未来に

自分の意思と関係なく、オトナの勝手な事情で

放り込まれた子ども(若者)たちのサバイバル譚。

 

安寧な衣食住を守ってくれた文明の利器は、全て過去のもの。

ゼロから生活を再開するにも、生態系すら自分たちの知っていたものとは違い

毎日、死と隣り合わせで生きていくしかない現実。

 

過去でやりたいことがあった、なりたいものがあった

自分の未来を信じて努力をしてきた

かつて前向きで真面目だった子ほど、その喪失が耐えがたい。

 

でも、紆余曲折の末、現状を受け入れて

ただただ「生きるために生きる」ことを始めた

彼らがとにかく眩しい。そして、うらやましくなるのだ。

 

今、キャンプとか流行っているのは

みんな複雑な現代から逃れて

シンプルに「生きるために生きて」みたくなるんじゃないのかな。

 

私は今、手荷物一個で旅行に行きたい。

その日のパンツを宿で手洗いして、翌日履く。

そのくらい必要最小限の荷物で、ふらふらと世界中を放浪したい。

 

コロナがひと段落しないと不可能だけど……てか

アフターコロナの世界でも可能かワカランけど……( ´△`)

 

 

 

 

 

 

今年の母の日♪

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旦那と娘が夕食を作ってくれました。

手作り餃子、力作です♪ ありがとう❤️

 

娘からはあと一つ、「母の日のプレゼントだよ」と

花冠ももらいました。か、かわいい(T . T)

「公園でAくんに作り方教えてもらったの!」ですって。

女子力高いな、Aくん(笑)。

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Aくんは、ママ友情報によると娘の大好きな男子。

彼も好意的らしいのですが、だからといって

カレシカノジョとかそういう話ではなく

男女関係なく集まっては

公園をブレイブボードでブイブイ走り回ってる

無邪気な小学5年生です。

 

うちの学年は全体的に男女仲良しで

他学年の先生にも「ホントかわいい」と評される

お子ちゃまで素直な学年で、

娘ものびのび友だち付き合いできていて

とても助かっています。

 

これが、一つ学年が違うだけで

かなり雰囲気が変わってくるので

集団って不思議ですね。

 

できればこの男女関係なく誰でもウェルカムで

友だちの兄弟が来ても普通に一緒に遊んであげられる

今の雰囲気のままで、なるべくいて欲しいですね。

 

コロナな毎日。

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家族でちょっと遠い公園まで散歩。

友だち三家族とオンライン飲み会。

引越し以来、手がつかなかった部屋の大幅な片付け。

娘とマスクを手作り。

晴れたら家族みんなで庭の草むしり。

 

普段しない、出来ないことが進むのは嬉しい。

 

娘は多少ムラがありつつも

ちゃんと宿題やドリルもやってるし

ピアノの練習もやっている。

家の手伝いもやってくれる。えらい。

 

旦那が在宅勤務になって

毎日、毎食家族でご飯が食べられる。

(普段は娘が寝てから帰宅が多い)

 

まあおかげで

三食しっかり作って、食べて、片付けて

で、一日の大半の時間が過ぎてしまい(ホントに!)

母としては結構大変ではあるが……。

 

週末たまーに「夕食はピザとろうか」とかなると

すっごい開放感。あー!一食作らなくていいー!

と、叫びたくなる(笑)。

 

少し、一人時間が欲しいな。

贅沢な悩みだけど、ちょっとそれがストレス。

食材の買い出しとかで家を出るのがささやかな息抜き。

 

3月の頭にコロナで娘の学校が休校になった時は

まさかこんなに長引くとは思ってなかった。

非日常をちょっと楽しむ気分にもなれた。

 

先が見えないのは、やっぱり辛いね。

海外ドラマ「GRIMM」試聴終了♪ (全話hulu試聴)

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面白かった〜❤️❤️❤️

とても好きなドラマになりました❤️

(↓以下、ファイナルシーズンに触れます)

 

 

 

 

 

全体的に雑な部分も多いけど(笑)

すごく楽しんで作ってる雰囲気がありました。

ネットで見るキャストの皆さんの

仲良さそうな写真も眼福眼福❤️

自分のために貼っときます♪

 

キャラクターたちがみな愛しい❤️

ニックがレナードに変身した時とか

ホントはシリアスない場面なのに楽しそう❤️

「もっとレナードっぽく!」と皆に言われてるやり取り

何度も見てしまう❤️

 

モンローとロザリーのラブラブ夫婦のエピソードは

どれもホクホクしながら見ちゃうし❤️

 

全員が惚れ薬飲まされる回とか

完全にファンサービスだよね❤️

 

ニックとアダリンドでハッピーエンドとは

思わなかったけど💦💦💦

最後、ジュリエットの潔いところが見られて良かった♪

 

子ども世代に続くラストシーンも好きだ❤️

この子たちを主役に「GRIMM2」作って欲しい❤️

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ホント楽しそうで癒されます❤️

 

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マリーおばさんの本が……!

英語だけどちょっと欲しい……!