「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」J・K・ローリングス
ハリーに感情移入して読むと
焦燥感、不信感、そして不安で胸がかきむしられる。
ダンブルドアが少しでもハリーに気持ちを伝えていれば
ハリーはあそこまで追い詰められずに
ダンブルドアを信じて耐えられたのに。
そうすれば、彼も死なずに済んだかもしれないのに……。
お話しと分かっているのに
思わずそう感じてしまうのは、やっぱり作者の力量か。
中学生の頃の
肥大した自尊心を持て余す感じ
抑えきれない怒りのパワー
自分にも心当たりがあってアイタタタタ。
早く次が読みたくて
リアルタイムで読んでた読者は
次巻を待つのが大変だったろうな。
こりゃ世間も熱狂するわ! ←チョー今さら(笑)
記録漏れてるけど
「アズガバンの囚人」も
「炎のゴブレット」も、もちろん読了。
シリウスってカンペキにカッコいいヒーロー
……じゃないところが、面白いキャラクターだったな〜。